世界水草レイアウトコンテスト2013を締めくくる、
ネイチャーアクアリウムパーティ(NAパーティ)。
上位作品の発表や、
(株)ADA 代表
天野 尚氏によるコンテスト必勝セミナー、そして表彰式に立食パーティーが行われるという事で…
今年初出品した私も、表彰されないけど参加申し込みしていたのでした。
しかし、申し訳ないことに時間の都合で前半しか行けず。
しかもギリギリに席について、そのまま中座したので誰とも話をせず帰りました(寂しい…!)
でも始まってからは、映し出される上位作品の数々に大興奮!
どれもこれも
「これどうやって作ってるのー!?」
「なんじゃこりゃ〜!」
「きれーすぎるー!」
とか思いながら見ていました。
他に参加された方や、USTREAMでご覧になった方々にはそれぞれ響いたところが違うと思いますので、あくまでも私が個人的に響いた部分という事で、審査員の方々の講評や天野氏のセミナー内容をまとめてみます…
違う部分があったらゴメンナサイ
<評価基準について>
・審査員の方々の間で、評価ポイントに年々ズレが出てきているようである。
・会場に来ていた日本人審査員の方々は、極端なジオラマ、わざとらしく作られた奥行きなどへの評価は低かったようだが、海外審査員の方々はそうでもない(結果を鑑みるとそう見受けられた)
→よって天野氏は、審査員で集まって評価基準を再度検討する必要がありそうだと仰っていた。
という事で、これから評価基準は変化すると思われます。
<水景制作でのポイントについて>
・水中感を意識せよ(レイアウトと魚のマッチング)
・構図は大胆に作り、植栽は細かくせよ(構図が細かいと見ていて疲れてくる)
・密集するところと空間があるところを作るべし
・自信をもって制作せよ(自信がない部分は見てすぐ分かる)
・自分の内面にある「平穏な部分」「嵐の部分」を使い分けよ。
などなど、まーだまだ色んなレイアウトに対する心得をいただきました。
そしてこれは、これまで
天野氏がセミナー等で繰り返し仰っていたことだと思うのですが、改めてなるほどと思わされました。
これ、思えば私が美大を受験するため行っていた予備校で、デッサンの時に講師に言われていたことや大学生活で言われていたことと、ほとんど同じなんですよね。
安定←→不安定
密集←→抜け
このバランスを常に意識していくことが大事だと。
まー分かってる。…分かってはいるんですけど、出来るようになるには、
経験と閃きと情熱、更に冷静に見直せる目が必要なんですよね〜。たぶんね〜。冷静と情熱のあいだ的なね〜。
いくら経験を積んだからといって、閃きと情熱に欠けるとうまくいかない。
美大の予備校にも、デッサンのテクニックが超絶技巧なのに4浪5浪もして、どうしても受からない人もいましたよ。
そういう部分と似た感じを受けたりしました。
全ての表現物に共通していますよね。疎と密のバランス。
しかも水草と魚と言う自然の造形物で勝負するんですから、一筋縄ではいかないところが水草水槽。
とはいえ、考えないでどんどん好きなように作った方がいい、というタイプの人もいると思います。
閃き先行タイプ。
それに水草水槽でそんなに深く考え込んで、楽しめないと本末転倒ですからね〜。
さてさて、うだうだ書いてみたりしましたが、
始めたばっかりのひよっこが何を言っとるか〜〜〜!
とにかくやるだけじゃ〜〜〜〜〜!
よーーーーーーーーーーーーーーし
次もやっちゃるぞ〜〜〜〜〜〜〜!
と、モチベーション爆アゲ状態に突入しました!
こんなに楽しいイベントを続けて開催しているADAの皆様、ありがとうございます!
作品集、楽しみだな〜!
パーティ参加者は帰りに貰えたっぽい…「ごめんなさい帰ります」って受付の人に言ったが貰えてないけど大丈夫かしら、電話してみようかな。
追記:この記事の後、すぐにADAより作品集発送のメールをいただきました!ありがとうございます!
↓他の水景も素敵です↓